この本に手が伸びたのは、他でもない、自分の育児に行き詰まってしまったから。
自分のことならなんとかなるようなことも、子どものこととなれば、居ても立ってもいられない。
そんなときに出会った本。
小児精神科医の佐々木正美さんが質問に答えるような形式で書かれている本。
5人子供いますが、その子それぞれ。性格も、出来ることも、考え方も。
そりゃそう。同じ環境で育ったって、そりゃ違うよね。
でも、学校の中に入ってしまえば、紛れてしまう。学校に行かないと何故行かないのかと責められる。責められるように感じる。
この子はこの子のままでいいと思える本 [ 佐々木正美 ]価格:1540円 (2024/5/24 15:40時点) 感想(12件) |
学校に行けなくなる理由はたくさんあるだろうけど、それを求めて私たち親はかなり悩んで、苦しんで、道に迷ってきたけど、色々な本に助けられた。
この本にもたくさんヒントがあった。悩んで苦しい胸のうちをほぐしてくれて暖かな気持ちにもなった。
この子はこの子で大丈夫。と思うように、思考を持っていくのにかなり苦しい思いもしたし、今の状況が大丈夫ではないと思ったことも何度もあるし、辛かった。
是非読んでみて欲しい一冊。
子どもの不登校で悩んでる人はたくさんいると思うけど、SNSよりも本をゆっくり読んだ方が心に響く気がする。インスタの不登校の内容のポストを見てとても勉強になることも、もちろんあるけど、本はゆっくりと思考を整理しながら考えることができる気がする。