30歳前半に悪性リンパ腫と診断され治療したことを書いてます。同じ状況の方がいて、悩んで苦しんでる方の助けになればと思っています。
悪性リンパ腫になった⑤
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からだいぶ時間経ってしまったけど、頚部リンパ節を生検した。
かなり痛かった1週間を経て、抜糸して結果を聞きに行きました。
生検って簡単に言えば、その採取した細胞の中に悪いものがいないか顕微鏡で見るの。
結果は、多分リンパ腫なんじゃないかな。っていう感じの結果で、これもう間違いないじゃん。っていう診断ではなかった。白か黒か。。。グレー。詳細はちょっと覚えない。。
血液の検査は、進行度もはっきりさせるために、骨髄検査もしなくてはいけなくて、大きな骨のある、胸骨、腸骨から採取されるんだけど、私は腸骨でした。
うつ伏せになり、表面麻酔をして、太い長い針で、腰にブスっと刺すわけ。その骨の中にある骨髄液を検査するの。
簡単に言えば、骨髄から血液が作られるので、血液の病気には必須の検査なの。
まぁ、痛いわな。表面麻酔が痛い。その後は私は大丈夫でした。
骨髄液検査もグレー。悪い細胞なのか、でも髄液の中って血液になる前の白血球なんかの細胞が入んだけど、悪いのか良いのかは私の場合あまりはっきりしなかった。
それでも、診断名は「鼻腔原発性T細胞 悪性リンパ腫」でした。
主治医の先生は、こんなにゆっくり(見つかるまで数年)であること、ゆっくり進行していく病気であること、症状が著しくなく、経過観察も可能であるかもしれない状態。と説明を受けました。
が、一応、セカンドオピニオンの血液内科への紹介も検討しても良いかも。と説明を受けました。検体を送ってもらい、大きな大学病院へ行くことにしました。
セカンドオピニオンのいいところは、二箇所の意見を聞き、自分の納得できるところまで自分でやった。と心が決めれるところ。です。私は33歳ですよ。その時。まだ癌になると思ってないですから。ショックが大きくて、現実なのか夢なのかなかなか理解が追いつかず。。
それでも、じっくり時間をかけれる余裕もないわけで、2箇所にいく意味は十分ありました。経験値の違う人に意見を聞く。これ大事です。東京の病院にも血液内科の強い病院もある。医師に色々聞くことは自分の為にして欲しい。納得という言葉は、簡単。
でも納得できるまでに時間はかなりかかる。