自己肯定感をあげていこう。これがあるといい事あるよ。って。
要するに私はわたしだから大丈夫。私は自分が好き。私は必要とされてる。と思える丈夫な心のことだそう。
自己肯定感が育つと
①新しいことに挑戦し学ぶ力②努力して壁を乗り越える力③相手の気持ちを思いやれる力
が発揮されるらしい。
子育てしてると、この自己肯定感を伸ばしましょう。って一度は聞くと思う。
でもまず子育てしてる自分を大事にしないと、そんな余裕があるわけなくて。
今子ども5人いて、壁にはいつもぶつかっているんだけど。
学校に行けなくなる子がいまして。色々本を読んだり、学校のカウンセラーに行ってみたり。担任の先生に話を聞きに行ったり、毎日学校に行って、図書館で過ごしてみたり。
いいお母さんですね。って言われ。毎日付き添ってあげて素晴らしいですね。って。
いや違うんよね。行って欲しい理由を考えたんよね。
私の一人の時間のために行ってくれー
お昼ご飯の心配したくないから行ってくれー
と思ったわけ。自分主義万歳。でもそうなんよ。本当に育児してて何が辛いって責任なの。
この時間だけでも学校っていうところに責任を置いておきたいの。
学校のせい。にできる。
全部私のせい。にならなくて済む。
育児をしてて辛いのは、一人で抱え込む責任。怪我すれば私の責任。学校に行かなかったら私の責任。ご飯食べなかったら私の責任。病気になれば私の責任。全部私にくるわけ。
もっと肩の荷を下ろして、と思うかもしれないけど、子どもの成長は全部親の責任であって、子どもを育てる義務もあって、仕方ないのだけど、苦しくなるところもあるって知ってほしい。子どもを育てるのって、お金もいるけど、親の心の中身がどれだけ、余裕があるかないかで違ってくる。
お金がなくて苦しい心。夫婦仲が悪くて苦しい心。子どもの将来が心配で仕方ない苦しい心。まぁ言えば全部苦しい心がついてくるわけ。簡単じゃないわけ。
この気持ちの向く方向がどうか、誰かに届いて、うん、そうだよね。大変だよね。
すごいね。頑張ってるね、すごいねすごいね。って言いまくって欲しいのね。
だって人を育てることに対する責任って本当に潰れそうになるぐらいしんどいの。
子どもは可愛い。子どもの成長は嬉しい。子どもへの愛情はたっぷりある。
学校へ向かう後ろ姿も、帰ってくる時の笑顔も、全部愛しいけど。
その愛しさを少し手放して自分への時間を一人黙々と何かできて、満たされるものがありますように。願う。